香港を経由して、中国華南地域を目指す方法は色々な方法、ルートが有ります。
ざっとあげてみると、電車、バス、フェリー、そしてミニバンタイプのスカイリモなど色々と有ります。飛行機も有ります。
この方法について検索してみると、多数のブログで香港から広州や深センへの行き方が書いてあります。
どの方法にも一長一短が有りまして、私も今までにフェリー以外の方法は全て試してみましたが、かかる金額や時間などトータルで考えると本当にどれが一番!とは言いがたいのです。
しかし、広州に行く事に慣れている方と慣れていない方では方法も変わってきますし、中国語が少しでも喋れるか、全く喋れないかでも変わってくると思います。
そんな中で、今回は香港国際空港から非常に楽に深セン湾を渡り、中国への入国が出来るスカイリモ(Sky Limo)を利用してみましたのでレポートしてみます。
スカイリモを利用して香港国際空港から広州へ!乗り換えは一度だけでかなり楽かも!
まずは香港国際空港に到着したら、第2ターミナルを目指します。第1ターミナルにはもう用事は有りませんので、とにかく第2ターミナルに向かいます。
第2ターミナルに、往内地交通という表示が有りますのでここを目指します。中国への交通という意味ですね。
ちなみに香港市街地に向かいたい方は、こちらに行ってはいけません。その話しはまた今度書きましょう。
往内地交通と書かれている表示が有る場所まできたら、チケットを購入しなくてはなりません。
チケット売り場では色々な会社が声をかけてくるが別にどの会社でも良いです
ちなみにこの場所では、間違い易いのですがバスで行くチケットと、スカイリモで行くチケットが売っているのでカウンターが別々になっているので間違わない様に確認しましょう。どこの会社を選ぶのかという事は、さほど重要ではないと思われます。
ちなみにバスは広州まで200HK$です、このバスを利用する場合には深セン湾口岸と、皇崗口岸のどちらを渡る事も出来ますので、お好きな方を選択すれば良いと思います。
と言ってもはじめてだと、どちらがどうなのか分かりません。私も深セン湾はスカイリモではじめて渡ったのですが、皇崗口岸は何度か通過した事が有ります。バスだと2回乗り換えが必要でしたので皇崗口岸は結構面倒くさいかもしれませんね。
では、スカイリモに話しを戻しましょう。上の画像の様にスカイリモの案内が出ています。
スカイリモのチケット金額は250HK$でした。日付とか確実にデタラメですが、よく中国では有る事です。(ここは香港ですが)気にしなくても大丈夫です。
私が選んだ会社は、『永通旅行社』という会社です。おばちゃんの声かけが激しかったので、ここに決めました。
チケットを買うと目印のシールを胸に貼られます。この前、中国旅行者のバスで行った時も貼られたので、どうやらこれが目印となっているようです、そして売り場の方に念入りに広州に向かうという事を伝えて、スカイリモの待ち合いで待つ事にしました。
スカイリモはきっちりと時間は決まっていない!乗り合いバスのようなイメージです
ここでスカイリモへの乗車を待ちます。
バスを利用した際は、通常と同じく出発時間が決まっていてそれに合わせて乗車する感じだったのですが、スカイリモは違うようです。
人数が揃ったら順次、乗り込み発車していくというスタイルのようです。私達の乗る番がやってきました。
基本的にスカイリモに使われている車は全車日本車のようです。圧倒的に多いのがアルファードで、次にヴェルファイア、エスティマも少し見かけました。結構年式の新しい車ばかりですので快適です。
私が今回乗る車も、アルファードでした。座席はゆったりしていそうな、三列目に乗りたかったのですが二列目になってしまいました、少々狭かったです。
乗る時には、必ずシートベルトをするようにドライバーに言われますのでしておきましょう。香港の出国の用紙と、中国の入国カードを記載しておきましょう。持ってなければドライバーから手渡されます。記載したら自分のパスポートと共にドライバーに預けておきます。
スカイリモは凄いスピードで走り深セン湾口岸へと向かう
結構というか凄まじいスピードでアルファードは走ります。8人も乗っているとは思えない力強さです。流石日本車ですね。怖いですが・・・
シートベルトを締めろと言われた理由が分かるような気がします。
一時間程度空港から走ると、深セン湾口岸の香港側イミグレに到着です。実際にはここは既に中国国内で、特別に香港側のイミグレをここに作るという荒技を中国が認可したそうです。
そのような理由で、中国国内なのに香港側のイミグレを抜けれるという意味不明な場所ですが、早速香港側のイミグレ通過です。
通過時は車の中で大人しく座っていれば良いのですが、イミグレの係官が名前を呼んでくるので顔をはっきりと見せて手を挙げるなどしましょう。
香港側を越える事が出来ました。次は中国に入国です。
いつも感じる事ですが、香港側のイミグレと中国側のイミグレの緊張感は数倍は違います。これって何なのでしょうかね?行った事が有る方には分かって頂けると思います。
運ちゃん達は、暇つぶしに車から降りてお喋りしていますが、こちらははじめての車でのイミグレ通過に若干緊張気味です。
さすがにイミグレ付近では、写真が撮れそうも無いので、この上の画像が限界でした・・・
この先に見える場所で、入国審査をしてそのまま税関検査も行われます。たいして検査している様子は有りませんが、抜き打ちで車を停めて検査するんでしょうね。今回私はスルー出来ました。
中国側のイミグレを抜けるとそこはもう深セン
イミグレを抜けてくると、大きなバスの駐車場に到着しました。ここでは、香港国際空港などから来たバスがイミグレを抜けてくる人を待っているのでしょね。凄い量のバスが停まっています。
周りを見わたしても日本人は私くらいでしょうか、ポツーンとバスを待つ事に。
どうやらスカイリモで広州に行く場合には、国境を抜けると下車させられ後は広州行きのバスに乗り込まないといけないようです。まあ乗り換え一回なので楽ですね。
私と一緒に香港国際空港から乗ってきたメンバーの、ほとんどの人はそのままスカイリモでどこか行ってしまいました、多分深センの市内に向かったのだと思います。ダブルナンバーの車なのでこういう事も出来るのでしょうね。
それなら広州にも行ってくれれば良いのにとか、思っているとバスが到着しましたので乗る事に。
このバスに乗ったのではないですがイメージとしてこんなバスです。これは隣に停まっていました。
バスの中は相変わらずの中華仕様です。やたら背もたれが寝ていたりと、これはこれで快適です。
チケットの半券の半券をここで取られますので、チケットはバスを降りるまで持っておきましょう。
広州まで向かうという事で、香港国際空港のチケット売り場のおばちゃんは、中国大酒店に行くと言っていたのですが、そこに行くまでに天河区で停まったので、私は天河城(デパート)の近くで下車しました。ここなら地下鉄の駅も近いですからね。
このバスがどこに停まるのかは、はっきりと私も分からないので、適当な所で降りた方が良いかもしれません。目的地に近い場所で降りるのがベターです。広州は地下鉄が結構整備されているので、大体どこでも近くに駅が有るはずです。
まとめ
香港国際空港から利用したスカイリモですが、かなり良いと思いました。
価格的には250HK$と最安値では無いですが、随分と疲労を抑えて移動する事が出来ました。
次回も又利用してみようと思います。
是非皆さんも楽な方法で広州にいらっしゃって下さいね。