中国で、日本のお客様の買い付け同行、仕入れ代行、タオバオ代行などさせていただいているのですが、中国に住んでいると、なかなかストレスが溜まります。
今回は、そんな私が中国で遭遇するトラブルについて書いてみたいと思います。
これから中国のビジネスに関わる方は、予備知識として覚えておいて損はないですよ。
中国の市場や仕入れでは日本の常識は通用しない!
まず、中国に日本の常識を持って出かけると面食らう事が多いのですが、本当に腹が立つ事も多々有ります。
例えば、市場に商品を注文した場合ですが、今まで様々な問屋や工場と取引をしてきたのですがとんでもないのがたまに居ます。
書いてみますと、月曜日に注文、火曜日に受け取りにくるからと言って相手も「OK」と言うので、火曜日に問屋に商品を取りにいくと、その商品の仕入れ自体を忘れている・・・
そこでまあ、仕方ないなと思い木曜日に来るからと帰る。さすがに二日間有れば、大丈夫だろうと思い、木曜日に電話連絡してみるとまだ入荷していないと、さすがにこちらも気分が悪いので注意すると逆ギレ気味です。
そして金曜日には頼むよと言い、金曜日に電話後に取りにいくとまだ商品が無い・・・ここまでで注文から4日かかってます。そこで土曜日には絶対頼むよと言い、更に土曜日に電話してこれから取りにいくから、「OK」と言ったので市場に行くも、まだ商品は無い。
さすがにキレそうになりますよね。
しかも、彼らの悪い所は自分の責任を認めない、どこか人ごとなんですよね。確実に、その担当が最初から対応していたので、どう考えてもその人のせいなんですけどね。多分日本だと、こういう人はクビになると思いますが、中国では普通に居ますこういう人。
逆に対応の良い店が目立つのが中国
上の様な人は、日本には絶対に居ないとは言わないですが、まあなかなか居ないですよね。
逆に中国の問屋でも、即日対応してくれる店も多く有りますし、明日と言えば絶対に明日には商品を用意してくれるのが普通です。
しかし、上に挙げたような無責任な人が多いのも中国の特徴なのかもしれません。しかも自覚が無いのだから、こっちからはどうにも出来ません。逆ギレしますしね。
一言でも謝ってくれれば、こちらも対応の仕様が有りますが、お客さんを待たせたあげくに逆ギレでは、二度とその店は使えないですよね。もちろん安いからそこを使うといった側面が有りますので、出来ればその問屋を使いたいと思っても、適当な仕事をするので以後は使いません。
まだまだ中国が、後進国のように見られるのはこういう部分かもしれません。確かにバスや地下鉄などでも老人や、子供に席を譲るような人も増えてきているとはいえ、商売に関してこれでは話しになりません。
ストレスが溜まる中国だけど魅力も有るんです
今回の内容は、取引で気をつけないといけないパターンですが、どれだけ電話で確認をしても適当にやり取りする相手には通用しないのです。
こんな適当でムカッとする事の多い、中国の市場ですが魅力も沢山有ります。
日本で販売されている商品が驚くほど安く売っていたり、ヒット商品が見つかったり。
一度、広州や深センの市場を体験すると面白いと思います。
是非、当社までお問い合わせ下さい。