現在の中国仕入れには、複数の選択肢が有ります。
以前であれば、市場に仕入れに行くのが最初の入り口だったのですが、今はネットからという方法が有ります。このブログでもよく取り上げているタオバオが有名ですよね。
そして以前であれば、何も考えずに皆さん市場を訪れていました。例えば、義烏であったり杭州であったり、広州、深センなどの市場です。
それがインターネットの普及、そしてスマートフォンの普及によってネットでの仕入れというものも普及しました。
今回は、市場とネットどちらで仕入れるのが良いのか?そのメリットとデメリットを書いてみたいと思います。
市場で仕入れるのとネットで仕入れるの一体どちらが良いのか?
正直、どちらも甲乙付け難い点は有ります。中国で活動している私がこれを言っては元も子もないのですが、どちらにも一長一短が有ります。
では、まずは市場の方からメリット、デメリットを見ていきましょう。
市場で仕入れるメリット
まずは一番のメリットとして仕入れ価格が安い。これに尽きると思います。確かにタオバオでも安いものは有りますが、実際に市場に行った方が基本的に安いです。
自分の足で、仕入れて売りたい物を探す。そして見つけて仕入れて販売する。これが本来の仕入れのスタイルでしたね。勿論今でも、広州の服装市場などはこのようなスタイルで毎日凄い人の数です。
その次のメリットとしては大量に仕入れる時も市場なら、対応がスムーズです。中国のどこの市場、問屋に行っても日本人は仕入れる数が少ないと言われますが、それでもこちらからすると、一つの商品を数百、数千と仕入れるのはそれなりの数です。このような数の仕入れは、タオバオでは難しいですね。
他にもメリットは有りますが、次はデメリット
市場で仕入れるデメリット
まずは最大のデメリットは、現地まで行かないと行けない事です。
いくらLCCが多い現在でも市場まで行くとなると、航空機代に加えてホテルの宿泊費や移動費などがかかります。最初のうちはこれは結構厳しい額になりますよね。
次に、現地の言葉(中国語)が話せないと仕入れするのは難しいです。となると通訳が必要になるので、その費用もかかります。
そして、もう一つデメリットとして目当ての商品が見つからないという事も有りえます。広い市場をくまなく歩き回ったけど、探していた商品が見つからなかった・・・という事も稀に有ります。
次はネットでの仕入れについて
ネットで仕入れるメリット
これは、先ほどと逆ですね。現地に行く必要がないという事です。暑い時期に汗を流して歩き回らなくても、自宅などから注文が出来ます。特に当社のような代行業者を使えば楽に仕入れる事が出来ます。
となると、代行に対する手数料はかかってきますが、移動費(航空券など)の費用がかかりません。これだけでも随分違いますね。
これも先ほどの市場のデメリットと違う点ですが、タオバオなどだとピンポイントで商品を探す事が出来るので、探しまわった結果商品が無かったという事も少ないです。
ネットで仕入れるデメリット
やはり市場より価格が高くなりがちという事です。しかし最近では、この部分は結構解消されていると思います。
タオバオ上には安い商品は沢山有ります。ただ現物を確認出来ない訳ですから、安かろう悪かろうという事はよく有る事です。
では市場よりもネットよりももっと安く仕入れるのは
これはもう一つしか無いですね。
分かる方は分かると思うので、敢えてここには書きません。
今回の話しをまとめると、現在では市場での仕入れとタオバオの仕入れではそこまで差は生まれないと思います。その先を追求していくと差が出てくると思いますが・・・
タオバオ代行仕入れは当社でも受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。