多忙のために、お客様へのご連絡が遅れてしまっている場合が有ります。この場を借りて申し訳ございませんと謝罪させて頂きます。
さて、今回は中国仕入れでも一番重要な事を書いてみようと思います。
それは不良品の事なのですが、中国仕入れには間違いなく付いて回る問題です。この不良品の問題が確実に回避出来れば良いのですが、実際に仕入れてしまった場合にどうすれば良いのでしょうか?
中国仕入れ、市場や工場から不良品を仕入れてしまった場合にはどうすれば良いのだろうか?
まずは、不良品を仕入れない様に、問屋や市場で購入する際に在庫が有るのならば、購入する数量は全て検品させてもらうのが一番確実です。少ない数量で目視で分かるようなものなら、簡単に検品は出来ます。
ただし、これは少量の場合の話しで、大量の数量(1ロットが100以上など)の場合は、正直その場で検品するのは難しいですし、購入して帰ってからじっくり見るという事も有るかと思います。
この場合は、買い付けてホテルに戻った際になるべく検品を行い、不良品を発見するのが良いでしょう。というよりも必ずやっておくべきです。
不良品を発見した場合にはどうすれば良い?
実際に不良品を見つけた場合には、諦める必要はありません。まずは通訳経由で、販売元に交渉すれば良いのです。出来れば、現地にいる間に行いましょう。購入して帰って、次の日などに言うと効果は高いでしょう。
その際には、購入した問屋や工場に実際に商品を持っていって、交換を申し出れば大概は交換してくれます。もしくは返金してもらっても良いでしょう。
日本に届いた後に不良品だった場合
では、日本に荷物を国際郵便で送って、その後に不良品が見つかった場合はどうすれば良いのでしょうか?
この場合も、まずは不良品が有る事を伝える必要が有ります。可能であれば、実際の商品の不良部分などを画像で撮って、通訳や代行会社を通して店側に伝えます。実際に商品を持って行かないと対応してくれない問屋が多いですが、全く対応してくれないというのは稀だと感じます。
しかしながら、非常に安い単価(1元など)の商品を500個買って、1つ不良品だから交換してほしいなどという要求は、比較的断られますので、ケースバイケースでは有ります。
例えば、10元程度の商品を100個購入したら5個不良品だったというような場合は、対応してくれるケースも有りますので、諦めてしまうよりは必ず言ってみるのが良いでしょう。
ただ、当社もそうですが、あくまで不良品に対しての責任は販売した問屋や工場に有るので、交渉の結果、交換対応などが出来ない場合も有ります。その際は、代行会社などが保障をするという事はまずないでしょう。努力はしますが、当社でもそこまでのリスクは取っておりません。
中国仕入れは不良品との戦い、まずは自分でチェックするのを忘れない様に
何度も書くようですが、現地で在庫買いした際にはチャックを怠らない様にするべきです。最終的な責任を持てるのは買い付けした本人ですので、ここは一番重要な点ですので念には念を入れるべきなのです。
注文して日本に帰り、代行会社を通じて日本に出荷する場合にも不良品が混じる場合が有りますので、到着後にすぐにチェックをしてから連絡する様にしたい所です。何事も早ければ速い方が良いのです。