しかし円安ですね。もう言うのも嫌になりましたが、長い事続く円安には嫌気がさしてしまいます。
これは、輸入をメインに行っている業者にとっては死活問題で為替が動くと、その分の利益が吹っ飛んでしまうという状況でございます。
円安は悪なのか?中国で仕入れするには非常に厳しい状況です
現在、中国在住の友人を含めて色々な方面から為替の影響で商売が厳しいという話は聞きます。
確かに急激な円安がすすんだ事により、元のレートも非常に悪くなりました。
簡単に言うと以前は、1万円で800元くらいになったのが今では500元ちょっとくらいになってしましました。単純に1万円の両替で300元を損しているという感じですね。(レートの良かった数年前に比べてですが)
1万円でこれですから、100万円で考えると、同様の計算でいくと3万元を損しているという事になりまして凄い事です。3万元というと中国で一年贅沢しなければ普通に生活出来るくらいの金額ですね。(現地の人なら)
その位、為替というのは重要なのですが円安によってもたらされた現在の状況はしばらく変わりそうに無いですね。
逆に輸出は儲かる
以前は、輸出業者が円高で困っているという話でしたが、現在は輸出は単純に儲かります。私の友人でも輸出を行っている業者は儲かっているようです。それはそのはずです、日本で以前と同じ様に物を作って中国で売ると、以前と同じ価格で販売しても日本円に換算すると随分と得をするようです。
そのような状況ですから、日本から中国に物を売るというのがここ数年の良い流れになっているかと思われますね。
当方も、中国のアテンドも行いますが逆に中国で物を売ってみたいと相談も受けますし、中国人の知り合いから日本の物を購入して送ってもらえないかと言われる事も増えました。このような相談が有る場合には、当方にご相談下さい。
いつまで円安は続くのか?
では、一体いつまでこのような状況が続くのかというとこれは誰にも分かりません。
為替は本当に読めないものですから、その時その時に応じていくしか方法はないと思います。大企業ですらそうなのではないでしょうか?
ですから、現在輸出を行いつつ輸入も行っておいてリスクヘッジをしておくという事も大事だと思います。
タオバオなどで仕入れを行ったり、実際に市場にいくのも良いですし工場で生産するのも全て可能な訳ですから、中国仕入れをやめる理由は無いのです。
しかし実際に円安で厳しい訳ですから、逆に中国で物を売るには良いタイミングだという事ですね。
今回のまとめ
2015年の中国ビジネスの流れとしては、報道などを見ても分かる様に中国人が日本で物を欲しがっている状況です。
この状況を見て分かる様に、中国で日本商品は人気なのです。これは私も肌で感じていますね。
中国で物を売りたい!という個人や会社様がおられましたら、お問い合わせよりご相談下さい。力になれる事が有るかと思います。